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システムエンジニアは実は文系が向いている?IT未経験でもSEになれる!

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「私は文系ですけどシステムエンジニアになれますか?」

「文系の方はどのくらいの割合で在籍されていますか?」

 

私が先輩社員として就活生と話すときによく聞かれる質問です。

 

はっきりと申し上げます!

 

文系でもシステムエンジニアにはなることはできます!

 

文系の方が向いている部分システムエンジニアに向いている部分も多くあるのです。

今日はその文系ならではのメリットについてまとめていきたいと思います。

 

 

 

 

文系でもなれる理由①:
システム導入の目的は会社の経営をよくすること

システムエンジニアの仕事の目標をみなさんはどのように考えられているでしょうか?

システムエンジニアなのだから、当然システムを入れることが目標でしょう?」

そのように思われている方も多くいらっしゃると思います。

 

世間ではシステムエンジニアという仕事はどうしてもパソコンをいつも使って、

システムをプログラミングしたりしているイメージがあるでしょう。

そのためシステムエンジニアが理系しかできないようなイメージが持たれている

理由か思います。

 

ただ、現実のシステムエンジニアの仕事は実は違うんです。

 

システム導入はあくまで手段

お客様がシステム導入を検討されるシュチュエーションを考えてください。

「システムを入れてみたいな・・・・」

こんなざっくりした理由でシステムを導入するお客様は全くいらっしゃいません。

 

「システムを導入して、業務の効率を図りたい」

「システム導入で勤怠をしっかり管理できる仕組みを作りたい」

 

など、何か目的が必ずあってシステム導入をされます。

そのため、実はシステムをわかっているだけではあまり意味がありません。

 

それよりもその裏側にある本質にどのように向き合えるかがポイントになるのです。

 

会計知識がとても重要

では、経営者が一番考えるシステム導入のメリットとは一体何でしょうか?

それはもちろん「会社の儲けを増やすこと」です。

 

どんな経営者でも会社の儲けを考えない経営者は存在しません。

”業務効率をあげたい”・”勤怠の管理をしたい”それぞれの企業で抱えている

課題はあったとしても、元をたどれば全ては会社の儲けを増やすことに

繋がっています。

 

ということは、システムエンジニアにとって重要な知識としてあげられるのが、

実は会計業務の知識だったりもするんです。

 

会計の知識をしっかりと身につけ、経営者にアピールをしていくことこそ、

実は本質を理解したシステムエンジニアに求められることです。

 

経営者にシステムの細かい話をすることと、

会社の経営に関することを話するのとどちらが響くと思いますか?

それは間違いなく後者です。

 

そのため、そのあたりは理系より文系の学生の方が得意な分野です。

これが一つ目のIT未経験の文系がシステムエンジニアに向いている要因です。

 

文系でもなれる理由②:
システムがわかること<経営者から聞き出すこと

システムエンジニアの要素としてシステムの知識があるということは

もちろん重要です。

 

しかし、それ以上に重要なことがあります。

それは経営者から思いの丈を聞き出すということです。

 

理由①で記載したようにシステムを導入する一番の理由は会社の経営を

よくすることです。

 

売上高をあげる、会社の数値を分析する、業務効率をあげる。

全ては会社の経営をよくすることに繋がります。

 

そのため、経営者がなにを考えてるか・どういう思いで取り組んでいるかを

認識しておく必要があります。

そこの情報をしっかりヒアリングしておかないとシステムを導入しても効果が

半減してしまうのです。 

 

要件書に全てが記載されているわけではない

システム導入する際にはお客様からの要件書を元にシステム方針を決めます。

そちらには会社が抱える課題とシステムに求めるポイントがまとめてあったりします。

 

ただ、そちらの要件書には会社で把握している要望しか記載されていません。

今までの経験上ですが、そういう要件書に記載されている要望は

あくまで一部であり、本質的な課題は経営者と話をしたり、

分析をして初めて明るみになってくるケースが多いです。

 

経営者の思いを引き出す必要がある

経営者にはいろいろな思いを抱えています。

経営者ってとても年齢が高くて、こちらから気軽に話せるような雰囲気ではない

と思われている方もいらっしゃると思います。

 

ただ、実は経営層の方と話出すと以外と普通の話をしたりすることもできたりします。

世間話から最近の会社の状況まで、話を聞いていくととてもいろいろな

知識・経験を得ることができます。

 

つまり、システムエンジニアの素質として大切なのは

システムがわかることではありません。

それよりも、経営者から話を聞き出すコミュニケーション力が重要です。

 

私のイメージですが、そういったコミュニケーションの素質は

文系の人の方が持っている気がします。

もちろん人それぞれですが、ここは理系文系関わらず重要な部分です。

 

文系でもなれる理由③:
懐に飛び込むコミュニケーション力が必要

システムエンジニアの仕事は毎日パソコンと向き合って

カチカチしているだけではありません。

お客様のところに訪問し打ち合わせをする機会がとても多くあります。

 

その理由はシステムを導入するために、その会社の経営層や現場のメンバーに

いろいろな話を聞く必要があるからです。

 

 コミュニケーション力が不足した打ち合わせではあとあと困る

システムエンジニアとしてお客様と打ち合わせを重ねる際に、

しっかりとコミュニケーションをとって要件をヒアリングする必要があります。

 

その打ち合わせの中でシステムをどのように構築するかの重要な決定をするからです。

 

そのため、その打ち合わせでのコミュニケーションが不足していると大変です。

いざ、システムを構築してお客様に納品した際に、

 

「こんなつもりではなかった・・・」

「これでは全く使い物にならない・・・」

 

こんな風になってしまい、システムを導入した効果が全くでなくなってしまいます。

 

相手の懐にまで飛び込むコミュニケーション力

相手からしっかりと要件を引き出すには、

相手の懐に飛び込むコミュニケーション力が必要です。

お客様との会話の中からポイントをしっかりと抑え、要件をまとめていく。

 

理由②の内容にもなりますが、

やはりシステムエンジニアにとって重要なコミュニケーション能力です。

 

文系でもなれる理由④:
IT知識は社会人になってから十分学べる

文系でシステムエンジニアになろうと考えている方は、

そうやって勉強すればいいのか不安になっている方もいると思います。

システムエンジニアで働くには確かに、ITの知識も必要ではあります。

 

しかし、安心してください。

システム会社のそれぞれでシステムの使い方は全く違います。

 

そのため、IT知識が多少あったとしても、

必ず入社後のその会社での知識は勉強必須になります。

 

そのため、どこの会社でも入社後の研修があるはずです。

こちらの研修で社内で使える知識・経験をつけることができます。

 

私の会社では最初の4ヶ月ほどは常に研修でがっつり勉強させられました。

その場で学んだ知識が今の仕事でしようしている知識のほとんどです。

 

なので、「文系だから知識ないなー」

なんて不安は不要です。

 

 入社後頑張りましょう!!笑