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付加価値を提供するのがシステムエンジニアの仕事!システムを作るだけが仕事ではない

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システムエンジニアの仕事をよく勘違いされている方がいます。

 

システムエンジニアの仕事ってシステムを作ることだよね? 

 

決して間違ってはいません。

 

ただ、システムを作ることは

あくまでシステムエンジニアの仕事の中の過程です。

 

システムエンジニアの仕事の本質は少し違っています。

今日はその部分についてまとめていきます。

 

 

 なぜあんなに高いのに企業は購入するのか?

システムエンジニアが提供するシステムは

とても高価なものばかりです。

 

 

数十万〜数億千万円、中には数億円の規模で

システム導入をする企業もいらっしゃいます。

 

 

そのような規模での投資は本来であれば、

企業の経営にも大きく影響してしまうような金額のため

経営者としても投資はしたくないものだと思います。

 

 

そこで単純にシステムを作って導入しました。

 

と言われても、

そのシステムが全く使えるものではなく価値がないものであれば、

それは企業にとって大きなダメージになるわけです。

 

 

そのため、企業がシステム投資をする際の目的としては、

 

 

「システム投資」自体が目的ではなく、

「システム投資をした結果、○○○○したい!!!」

 

 

という、本来の目的があるはずです。

まさにその”○○○”の部分が付加価値に当たるところです!

 

 付加価値が企業の目的を達成する

付加価値が一体どのようなものかを考えていきましょう!

 

例えば、

 

「製造現場にハンディターミナルのシステムを導入したい!」

 

というシステム依頼があったとします。

 

その場合、

「導入システム:ハンディターミナルシステム」

になるでしょう!

ただし、さらにその後ろに抱えている

付加価値を考えてみましょう。

 

◆お客様からの要望

ハンディターミナルを使用して、製造効率をあげたい!

 

システムエンジニアの考察

 

生産現場の効率が悪く、

人件費が多くかかってしまっている。

 

 

ハンディターミナルで製造効率をあげる共に、

製品に対してどの程度人件費の割合

高まっているのかを把握する必要がある。

 

 

製造原価報告書で当別の人件費をわかるように、

ハンディターミナルには担当者情報も必須で

保持する必要がある。

 

 

さらに、作業担当ごとに給与が違うのであれば、

その情報も連携して原価情報

反映させる必要があるのではないか

 

◆最終提案

ハンディターミナルのシステム導入

さらに、給与情報と連携できる原価管理も一緒に導入し、

人件費との割合を分析できるようにしましょう!

 

いかがでしょうか?

システムエンジニアの仕事を少しはイメージできたのではないでしょうか?

 

 

あくまで一例ですが、

このようにお客様が本来求めている

本質の要望を探りだし、最終的には

その部分がしっかりと解決できる、システム導入ができるように

システムエンジニア

責任を持って導かなくてはいけません。

 

 

システムエンジニアが提供する

システムの原価自体は本当にごくごく一部です。

 

 

パソコンやサーバーなど実際に費用のかかるものは

本当これくらいです。

 

しかし、

それでも企業に高価なシステム導入を

ご注文いただけるかと言うと

この付加価値があるからなんです。

 

 

 責任を持って取り組む必要がある

 

上記からも伺えるように

システムエンジニアには企業が求める

内側に秘めた要望をしっかり吸い上げ、

実現する必要があります。

 

 

そのため、一番ダメなパターンは

お客様から言われた要望をそのまま実現し、

それで納品して終わり!

 

 

というパターンです。

 

 

これではお客様も要望が実現できないシステムに

投資をした事になり、無駄いなってしまいます。

 

 

システムエンジニア

お客様に言われたものをそのまま作るのではなく、

必ず本質を見極める力が必要です。

 

その本質をどのように解決するかが

システムエンジニアの実力がとわれるのです。

 

 優秀なシステムエンジニアは表面以外の課題も分析

優秀なシステムエンジニア

企業から依頼された要件だけを分析するのではなく、

さらに奥に潜んでいる課題も解決できるように

システム提案をします。

 

 

それぞれの企業の財務諸表や経営資料から

企業が実は抱えている課題を見つけ出し、その内容を経営者にぶつけます。

 

 

そして、その課題をシステムの提案に織り交ぜながら

解決する方向へと導くのです。

 

 

なかなか、簡単な仕事ではありませんが、

その面白さは他の職業では味わえないものがあるでしょう。

 

 

 まとめ

システムエンジニアの仕事は

まだまだ知らない人が多いと思います。

 

さらに具体的に仕事の詳細をまとめた記事がこちらになるので、

ぜひ、読んでみてください。

  

 

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