システムエンジニアになるために大学で学ぶべき6つのポイント
今日は現役システムエンジニアが、
どのような知識を大学の時に学んでおけばシステムエンジニアとして、
働くに当たって有益なのかについてまとめていきたいと思います。
私は今社会人7年目の現役システムエンジニアです。
東証1部上場を行っているSIer企業に働いているので、ある程度の説得力があるのではないでしょうか?
それでは早速まとめていきます。
大学で学べる知識①:プログラミング
システムエンジニアにとって、プログラミングの知識はあって損はありません。
システムエンジニアにはシステムをどのようにシステムを構築するべきなのか、システムでどのように要望を実現させるかを考える力が必要です。
プログラミングでバリバリプログラムが書ける必要はありませんが、
プログラムの考え方やオブジェクト思考の考え方を理解しておくことで、どのように設計すればいいかなどの考え方も把握することができます。
大学では、プログラミングの講義もあるはずです。
C#やJavaなどいろいろなプログラミング言語がありますが、どれを学んでもいいと思います。それらの考え方はある程度共通する部分も多くあります。
これらを学んだ経験をしておくだけでも、社会人に入った時に大きな差となります。
大学で学べる知識②:データベース
次はデータベースの知識です。
システムエンジニアが構築するシステムはおそらく多くの物がデータベースを活用しています。データベースの中にいろいろなデータを保存するためです。
そのため、データベースをどのように使用できるのかやデータベースの更新の方法などを知っておくことでよりシステム設計のイメージをすることができます。
データベースの種類はSQLServer、ORACLEなどがあります。
こちらも少し知識があるだけで、社会人として会社で学ぶ際に進み方が大きく変わるでしょう。
大学で学べる知識③:WEB
最近のシステムの中で多く使用されているのが、WEBサービスです。
皆さんが日常で使用されている多くのサービスはWEBから使用できる物ではないでしょうか?
Googleメール
全てWEBで構築されています。
そのため、WEBでどのようにコーディングできるかも知るのはとてもメリットになります。
大学で学ぶ機会がなければ、個人的にブログを書いてみたりするのもありかもしれません。ブログを解説することでWEBを構築しているHTMLなどの考え方も知ることができるのでおすすめです。
こちらのブログもはてなブログで開設したブログです。
大学で学べる知識④:会計知識
次は会計知識です。
システムを導入する際にお客様が何で効果を感じられるか?
それは会社の儲けが上がったか?経営がよくなったか?です。
つまり、最終的にシステムを導入して会社の業績をアップさせることが目的になるはずです。
それはどのようなシステムを入れたとしても同じです。
例えば、製造現場にシステムを導入したとしましょう。
その場合、表面上の目的は現場効率の工場であったり、製造原価の把握になるはずです。
ただし、それはあくまで表面上の目的です。
最終的には会社の業績をあげるのが目的なので、財務会計の知識が必須でしょう。
簿記の知識など、とっておくと企業の経理の担当者の方達とも会話をすることができるので、とても有益な知識になるでしょう!
大学で学べる知識⑤:業界知識
システムエンジニアになるに当たって、どのような業界をターゲットにするかが決まっている方はその業界の知識を勉強することをおすすめします。
システムエンジニアはとても多くの業界のお客様と仕事をします。
機会業界・医療業界・食品業界
システムで提案する際に、業界知識も必ず必要になります。
その業界の特色や特徴を把握することできっちりと要件を抑えた提案をすることができます。
大学で学べる知識⑥:資料作成
これはシステムエンジニアに限ったことではありませんが、
社会人は資料作成を行うことがとても多いです。
お客様に提案する資料
基本設計でシステムを取りまとめする資料
議事録
プログラム開発を行う詳細設計資料
全てにおいてエビデンスとして資料を作ります。
これらの資料を作るときに抵抗がないように大学のときからある程度
EXCELやパワーポイントに慣れておきましょう!
いざ社会人になったときにEXCELなどを使ったことがないという人は、
私の周りでも少しおいていかれている印象があります。
システムエンジニアを目指すのであれば、必ず必要です!
今のうちに触れておきましょう!
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